2006年02月15日

過保護な?コウノトリ

1月9日、NHKの「わくわくラジオ」で聞いた話です。

山田敦子アナウンサー
タイトル『より鳥み鳥の鳥ばなし (3)』 
ゲスト 山岸哲氏(山階鳥類研究所所長)

タイトルの通り、鳥類の面白い生態、鳴き声など紹介していました。
その中でこんな話がありました。

コウノトリを保護して自然に放す運動をしている人たちがいるそうです。残念ながら運動自体の内容は、前回の放送で話されたそうで詳しくはわかりませんでしたが、コウノトリは5羽無事に育てられ、飼育小屋から自然の中へとびたったそうです。

ところが、しばらくして5羽のうち4羽がもとの飼育小屋に戻ってしまったそうです。自然の中で自由に生きるより、食べ物の心配と外敵に襲われる心配が無い飼育小屋の方を選んでしまったわけです。それ以来4羽はそこに住みついてしまったそうです。

さらに、小屋に戻らなかった1羽ですが、近くの林で地上に寝ていたそうです。
野生のコウノトリは野犬などから身を守るため、松の木の枝に止まって寝るそうです。

そのため、飼育小屋ではもちろん、自然に放したときのことを考えて、夜は松の枝で寝るようにしつけていたそうですが、これではせっかく自然の中に残った1羽も生き残ることはできません。

山田アナウンサーは「松の枝がチクチクしていやだったんですかね。」と言っていました。

山岸氏によれば、今後はえさのドジョウを少なくして、自然の中でエサをとらざるをえないように仕向けていくということでした。

まさに、このシリーズの最初に述べた「甘やかされ型」を見る思いがします。育て方によって、社会で生きられない人間を育て上げてしまう例として、興味深く聞きました。
posted by 日々 学 at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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